プログラミングというのは自分には縁のないものだと思っていませんか?
プログラミングというと薄暗い部屋の中でパソコンにめっちゃ詳しい人が、ひたすら黒い画面に文字を打ち込むようなイメージがあるのではないでしょうか?
住む世界が違う感じがしてしまう。
実際にはそんなことは無く、最近では副業や転職の際の強みになるスキルを身に着けるために、スクールに通ってプログラミングを勉強している方が多くなり、プログラミングというのは一部のパソコンに詳しい人が行うものでは無く、誰でも行えるようにオープンになってきました。
この記事では、プログラミングとは何なのか?どのようなことを行うのか?を専門用語をなるべく使用せずに、初心者の方でもわかりやすく簡単に説明していきます。
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プログラミングとは?
簡単に言うとコンピュータ用の手順書を作る作業です
プログラミングとは「プログラム」という、コンピュータ用の手順書を作る作業になります。
コンピュータへの「命令」を書くとも言います。
Excelやあなたが今読んでいるこのブログ、エアコンや車など、コンピュータが積まれている全てのものにはエンジニアが書いたプログラムが入っており、それらはプログラムに沿って動いています。
例えば身近なものとしてエアコンの場合、冷房25℃と設定されていれば、現在の温度を取得して25℃よりも温度が高ければ風量アップして温度が低ければ風量ダウンするという「手順(プログラム)」をプログラミングしておくことにより、25℃をキープすることが可能となっています。(実際にはもっと複雑なプログラムですが)
このようなプログラムを作ることをプログラミングと呼び、プログラミングを行う人のことをプログラマーと呼んでいます。
「コーダー」という呼び方もありますが、コーダーというのはデザインにまつわる言語(HTMLなど)を書く人を呼ぶ場合に使います。
スマホもプログラムで動いている
あなたも使っているであろうスマホもアプリも、プログラミングされたプログラムに沿って動いています。
AndroidもiOSもプログラム
Xperiaなどは「Android」iPhoneであれば「iOS」というOSが入っていますが、これらもメーカーによってプログラミングされたプログラムです。
画面をタップしたらアプリを選択できたり、カメラで撮影できたりというのも全てプログラムに沿って動作しており、このようなOSの場合は何十万行以上というプログラムによって動作しています。
ちなみにGoogleのシステムは全体で20億行もあるそうです。
アプリもプログラム
アプリ開発という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「LINE」や「Twitter」「メルカリ」なども全てプログラムで動作しており、android端末向けであれば「Java」、iOS向けであれば「Swift」というプログラミング言語で開発を行います。
アプリ開発自体は個人でも行うことができ、GooglePlayやAppStoreなどで自分の作ったアプリを全世界に公開することも可能です。
個人でゲームアプリなどを開発してヒットしてそのまま起業してしまう方もいます。ただ競争が激しいアプリ開発業界でヒットするアプリを作るというのはとても難しい道のりです。
プログラミングは何に役立つ?
プログラミングというのは、コンピュータに何か行わせるための手順書を作ることであり、プログラムはスマホや家電など身近なところでも使われているというのは伝わったかと思います。
ですが、ほとんどの方は「LINE」みたいなアプリを作るわけでもないし、エアコンを作るわけでもありませんので我々には一見関係がないように思います。
プログラミングをできるようになる必要ある?
しかし、プログラミングができるようになるとパソコンを使う仕事を行う人であれば、一気に仕事の効率を上げたりプログラミング的思考力を身につける事ができます。
普通の人がプログラミングを学び、できるようになることで役立つことをいくつか挙げてみます。
仕事に役立つ便利なツール(ソフト)を作ることができる
プログラミングができるようになると、普段使用するパソコン上で動く便利なツール(ソフト)を作ることができるようになります。
身近な例でいうと、VBAというプログラミング言語を使用すればExcelを使って便利な機能を作成することが可能になります。プログラミングもExcel上で可能です。
私が作ったものでいうと、あるフォルダに格納されている何十、何百個というExcelファイルから、データを抜き出して別のExcelファイルに貼り付けていくという作業を、プログラミングを行うことにより全自動で全て行わせることが可能となりました。
今まであなたが手作業で行ってきた仕事を自動で行わせることで業務の負荷は減るため、その時間でサボっても良いですが、もっと違うことへ時間を有効的に使用できるようになります。
プログラミングができるようになると、自動化できる仕事がわかってきます。
プログラミング的思考が身に付く
「プログラミング的思考」というものを聞いたことがあるでしょうか?また、小学校の授業でプログラミングを取り入れるという話は聞いたことがないでしょうか?
それは子供たちにプログラミング的思考を身につけて欲しいという狙いのようです。
プログラミング的思考とはどんなものか文部科学省が書いています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力
小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について (議論の取りまとめ)
簡単に私なりに解釈を行うと「目的までに、どのような動きが必要で何を組わせたら良いのかを論理的に考える力」ということです。
プログラムは条件分岐や繰り返しなどを組み合わせ、論理的に書いてあげないと目的通りに動いてくれないため、必要な動き・組み合わせを考えるにはプログラミングの勉強が最適ということです。
「いい感じでお願い」は機械に通じません。
プログラミングの雰囲気を感じるにはこちらの記事がおススメです。
スキルとして自分の身に付く
プログラミングスキルを身につけると副業や転職時にアピールポイントになるという事があり、プログラミングのスキルを身につけることを目的にしている方もいます。
転職などを考えていない方でも先述した通り、身につけたプログラミングスキルを使って便利なツールを作成することにより、自動化を進め業務を高効率化させる事が可能となります。
プログラミングスキルで周りと差を付けられます。
社会人の方の場合は勉強時間が確保しずらい為、独学よりもプログラミングスクールでプロの講師から学んだ方が、効率的にプログラミングスキルを身につける事が可能です。
プログラミングに向いている人(個人的な感覚)
私が考えるプログラミングに向いている人のポイント2点を挙げてみます。
- プログラミングに興味のある人
- 自分で調べることができる人
- プログラミングに興味のある人
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そもそもプログラミング自体に興味が無いと、続けることが難しいと思われます。完全に仕事として割り切っている方もいるかもしれませんが、興味があって行っている方の方が長く続けていけます。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、プログラミングに興味がある、プログラミングが好きという方の方が短期的であればそれほどの実力差は出ないとしても、長い目で見ると実力の差が大きく出てくるでしょう。
- 自分で調べる事ができる人
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プログラミングを行っているとわからない部分が出てきますが、そのような際には自分で調べることが必要となります。
周りの人に聞いても良いのですが、周りの人も調べればすぐにわかることをいちいち聞かれては迷惑です。
まずは自分で調べる必要があります。初めのうちはどうやって調べたら良いのかわからないですが、調べていくうちにどうやって調べたら良いのか身に着けることができます。
また、調べている最中に本来の調べごとではないことも見つかり、新たな発見を得られることもあり自分で調べることができる方の方が上達します。
興味がある人は自分でどんどん調べてスキルを身に着けていきますね
プログラミングに向いていない人
- プログラミングに興味のない人
- 自分で調べず、すぐに人に聞いてします人
向いている人と逆の人ですね。
プログラミング自体に興味が無ければ続けることは難しいですし、正直苦痛に感じてくるかと思います。
自分で調べる事をせず、すぐに人に聞いてしまう人も向いていません。プログラミングを学び進めていくと、わからないことが次々と出てきますが自分で調べる事をせず、人に聞いているだけでは上達は見込めません。
プログラミングの勉強
プログラミングを学ぶならスクールがおススメ
プログラミングを学ぶのであれば独学で行うという方法もありますが、私はプログラミングスクールで勉強することをおススメします。
プログラミングスクールがおススメの理由
- 効率的に学べる
- わからないところを質問できる
- 講師がいるので良いプレッシャーがかかる
- 効率的に学べる
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社会人の方々は毎日仕事に追われ忙しいですよね。独学で隙間時間に勉強しても良いですが、初心者が独学で行うと重要でない部分に時間を使ってしまったり、逆に重要な部分を飛ばしてしまう可能性があり遠回りする可能性があります。
プログラミングスクールであれば、プロの講師が作った学習プログラムで教えてくれますので効率的に学ぶことが可能です。
- わからない事を質問
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すぐに人に聞いてしまう人はプログラミングに向いていないと書きましたが、スクールであればお金を払っているのですからどんどん聞きましょう。
講座以外で自分で学習するときには、納得するまで自分で調べることが大事です。
- 講師がいるので良いプレッシャーがかかる
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学生時代、先生がいない教室での自習よりも先生が監視している教室での自習の方がしっかり勉強しませんでしたか?
それに近いもので、講師の方がしっかりと付いてくれることにより「勉強しなくては!」という気持ちが働いて結果的に良い方向に向かうことができます。
プログラミングの勉強に興味を持った方はこちらの記事もどうぞ
プログラミングとは まとめ
プログラミングとはどのようなものか、何に役立つのか、どのような人が向いているのかをここまで紹介してきました。
プログラミングというのは自分から遠い世界の話ではなく、身近なものに多く使われており少し勉強すればExcelでもプログラミングを始める事ができます。
プログラミングを始めるにあたって最低限必要なパソコンのスペックもありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
まずプログラミングを体験してみたい方はエクセルでも行えます。
ぜひ、あなたもプログラミングにチャレンジしてみてはいかかでしょうか?