Wifiの5GHzと2.4GHzの使い分け

2021-07-22

  WiFiルーターの箱、又はWiFiのパスワードが書かれている紙に「2.4GHz」「5GHz」と書いてあるのを見た事がないでしょうか?
 今回はWiFiの「2.4GHz」「5GHz」について解説していきたいと思います。

 ・Wifiのルーターモードとアクセスポイントについても知りたい方はこちら

Wifiルーターから近い時は「5GHz」を、遠い時は「2.4GHz」を使う

 結論から言うと、5GHzはWiFiルーターの近く正確に言うとルーターとの間に障害物の無い場合に適しており、2.4GHzは障害物が多い場所で適しています。更に詳しく解説していきます。

5Gと2.4Gとは周波数帯域の事

 そもそも5Gと2.4Gとは、WiFiルーターから飛ばす電波の周波数帯域のことで、5GHz帯域と2.4GHz帯域の事を表しています。現在、殆どの家庭用WiFiルーターでは2種類の周波数を切り替えられるようになっています。ご自宅にあるWifi機器を確認すると、SSIDの記載されている部分に2.4GHz用と5GHz用の2種類が記載されていると思いますので、自分の使う環境に合わせて使い分けると良いです。(1種類のみしか書かれていない場合は非対応です)

5GHzと2.4GHzの特徴

 5GHzと2.4GHzの意味合いは分かったところで、ここからはそれぞれの特徴を紹介していきます。

5GHzの特徴

  • Wifi用の帯域なので他の家電と電波干渉せず安定しやすい。
  • 直進性が強いため、障害物があると電波が弱まり不安定になる場合がある。

2.4GHzの特徴

  • 電波が遠くまで届きやすい。
  • 壁などの障害物があっても電波が安定しやすい。
  • 一般的な帯域なので、他の家電と干渉し不安定になる場合がある。

 両者とも一長一短ですね。使い方としては、まず5GHzで接続して問題なく通信ができているのであれば、他の機器との電波干渉が無い分通信が安定すると思われます。もし壁などの障害物が原因でネットが不安定と考えられる場合には、2.4GHzに切り替えると良いです。最近では自動的に最適な周波数に切り替えてくれる機器も出てきているようです。

5GHzと2.4GHzの通信速度

 理論上は5GHzの方が早いのですが、実環境では障害物の影響によって2.4GHzの方が早くなる場合があるので、やはり通信速度よりも通信安定性で周波数を選ぶべきです。

 通信速度に関しては、周波数帯域よりも「IEEE802.11ac」「IEEE802.11ax」というWifi規格の方が重要になってきます。Wifiルーターの箱には「11ac」や「11ax」などのみが記載されていることが多いです。ただし、WiFiルーター側が最新のWiFi規格に対応していても、スマホやPCなど通信相手がその規格に対応していないと最新の規格での通信はできないので注意です。(対応していない方に合わせて古い規格での通信になります)

まとめ

 WiFiの2.4GHzと5GHzは電波の周波数帯域の事で、それぞれ一長一短がある事が分かったと思います。まずは5GHzで繋げてみて、障害物などが原因で通信が不安定なら、2.4GHzに切り替えるという使い方が良いです。