2021年の3月に、友達から石板と言われつつ長年愛用してきた「iPhone6s」から「iPhone12mini」へ乗り換え、カメラはレンズが2つ付いているし指紋認証から顔認証の「FaceID」へ切り替わるなど、iPhoneがものすごく進化している事を実感できました。
その進化した中の一つとして「ワイヤレス充電」があります。今まではiPhone下部のコネクタへライトニングケーブルを挿して充電していましたが、ワイヤレス充電が可能となり、iPhone12miniが使えるようになった段階で即ワイヤレス充電器を買いに行き、ワイヤレス充電デビューをしました。
そこで今回はこれからワイヤレス充電に切り替えてみようと思っている方に向けて、メリット・デメリットを交えて紹介していきたいと思います。
ワイヤレス充電器のメリット・デメリット
まず早速ワイヤレス充電にしてから私が感じた、メリット・デメリットを紹介していきます。
ワイヤレス充電のメリット
- コードを接続する手間がない
- 机の上のコードがスッキリする
メリット1 :コードを接続する必要が無い
このために生まれてきた機器ですし、これにメリットを感じて買う方がほとんどだと思います。(他の理由が思いつかない)
コードを刺すことなく充電パットの上に置けば充電が開始し、必要になったらコードを抜く必要も無く、充電パットから取り上げれば良いだけで非常に便利です。
メリット2 :机の上のコードがスッキリする
充電中は良いですが、充電していない時のコードの先が机の上で遊んでいるときはありませんか?
ちゃんと置き場を作るか、毎回充電器を片付ければ良いのでしょうが、そこまでできる方は多くないと思います。
ワイヤレス充電器であれば、ACアダプタから伸びたコードは充電パットに繋がっているので、何も刺さっていないコードが机の上で遊んでいることは無くなります。
ワイヤレス充電のデメリット
- 充電時間が長い
- 位置がずれて充電されていない時がある
- 充電しながら操作ができない
デメリット1 :充電時間が長い
ワイヤレス充電の最大デメリットといえば、コードを刺す有線接続よりも充電時間が長くなってしまうということでしょう。
私もワイヤレス充電にしてから体感で感じるくらいに充電時間が伸びています。コードの感覚で「出掛ける前にちょっと充電しておこう」と充電パットの上において充電しても、思ったほど充電されていない時があります。
電気から電磁波にして、それをまた電気に戻すというワイヤレス充電器の仕組み的に避けられない部分だと思います。
デメリット2 :位置がズレて充電されていない時がある
位置がずれて充電されていない時があるというのも、デメリットで上げさせていただきました。
私が使用している充電器はELECOMから発売されている充電器なのですが、充電が開始すると赤いランプが付きiPhone側も充電開始の表示がされるのですが、よく見ずにパッと置いて充電している気になっていても実際はズレて充電されていない、ということが何度かありました。(今もたまにあります)
Apple純正の磁石でくっつくタイプのMagSafe対応の充電器だったら、磁力で自らくっついてくれるので正しい位置で接続できるのでしょう。(ケースなどがMagSafe対応品に限定されますが)
デメリット3 :充電しながら操作ができない
充電しながら操作ができない(やりずらい)というのもワイヤレス充電器のデメリットの1つでしょう。
有線であればコードが届く限り充電しながらでも、端末を持って操作ができましたが、ワイヤレス充電の場合はパットから離してしまうと充電が中断してしまいますし、パットに乗せたままだと操作が行いずらいのでデメリットとして上げさせていただきました。
こちらもMagSafe充電器であれば、磁石でくっつくので充電しながらでも端末を持って楽に操作できるのかもしれません。
ワイヤレス充電にするべきか?
メリット・デメリットを挙げてみたらデメリット方が量的には多くなってしまいましたが、メリット1の「コードを接続する必要が無い」というのはデメリットを大きく上回るメリットですので、個人的にはワイヤレス充電をおすすめします!
スマホだけでなくイヤホンなどもワイヤレス充電対応製品が多くなってきており、業界の流れとしてワイヤレス充電が主流になってきている為、その辺りも含めてワイヤレス充電に移行していくのが良いと思います。
ワイヤレス充電器を買うときの注意点
ワイヤレス充電器を買うときの注意点がいくつかあります。
端末がワイヤレス充電に対応しているのか
ワイヤレス充電を行いたいと思っているあなたのスマホ等の端末が、そもそもワイヤレス充電に対応しているのかを確認する必要があります。ワイヤレス充電対応機種じゃないのに、充電器だけ買っても意味が無いので注意しましょう。
ちなみにiPhoneの場合は「iPhone8」からワイヤレス充電対応となっています。
ACアダプタがワイヤレス充電器の容量を満たしているか
ワイヤレス充電を行うための充電パットですが、通常のケーブルでの充電よりもACアダプタの「〇〇W(ワット)」や「〇V(ボルト)/〇A(アンペア)」等の電源容量が多く必要となります。そのため充電器本体の電源に対応したACアダプタを準備することが必要となります。
ACアダプタの選び方としてはワイヤレス充電器の入力電圧(V)と同じ事、充電器の入力電流(A)以上であればACアダプタが充電器に負けることはありません。
スマホケースが厚すぎると充電できない可能性がある
ワイヤレス充電の仕組みは、充電パットから出る電磁波を端末側が受けとって電気にしています。
パットから出る電磁波はそれほど強いものでは無いので、少しでも離れたら端末側が電磁波を受け取ることができなくなり充電もできなくなってしまいます。
そのため、分厚いスマホカバーなどを付けていると充電できない可能性があります。また、電磁波ですのでそれを遮断してしまうような、金属製のケースなどではワイヤレス充電ができない可能性が高いので注意です。
ワイヤレス充電 まとめ
ワイヤレス充電器について少しでもお役に立ちましたら幸いです。
一度使うとコードを刺さなくて良いというメリットが大きいことが分かると思います。
便利な道具で生活を豊かにしていきましょう!