ラズベリーパイのOSインストールからPythonプログラムを実行するまで【3ステップ】

 今回は「ラズベリーパイ」という小さなPCを購入し起動、Pythonプログラムの実行まで行ってみたので記録の意味も含めて書いていきたいと思います。

 この記事で自動売買ツールを運用するまでの7ステップをまとめてあります。

目次

ラズベリーパイとは 

 ラズベリーパイとは、元々は教育用で作られた学習用の小型PCになります。

 ただのPCでは無いのが写真からも分かると思いますが、 これはCPUやメモリ、電源回路など全てが1枚の基盤上に載ったシングルボードのPCとなります。

ラズベリーパイ4の外観写真
ラズベリーパイ4 8GB

 1番の特徴としてはIOピンという、ユーザーが自由に使える制御できるピンがある事です。

 プログラムを書き、自分で回路を組んで接続すれば簡単なものではLEDを光らせたり、もっと複雑なものだとセンサーからのデータを受け取ったり、逆にセンサーや何かデバイスにデータを送る事が出来る様になります。

 これを使ってオーディオを作ったり、携帯電話を作ってしまう人もいるようで、アイディア次第でなんでも作れてしまうのが、このラズベリーパイです。

ラスベリーパイをなぜ買ったのか 

 なぜこのラズベリーパイを私が買ったのかですが、仮想通貨の自動売買を行いたかったからです。

 もちろん普通のPCでも出来るのですが、デスクトップPCが24時間稼働というのは気分的に嫌なのと、それなりに電気の消費も大きいです。

 そこで小さくて、電力消費も少ないラズベリーパイが選ばれました。

 私作った自動売買プログラムはPythonで作っています。ラズベリーパイはPythonでのプログラミングを行なっている資料が多いので、その点も選考理由です。

実際に自動売買ツールを動作させた様子はこちらです。

ラスベリーパイを動かすのに必要なもの

ラズベリーパイ4を使う為に揃えた周辺機器の写真
左上:HDMIケーブル 右上:電源ケーブル 左下:アルミケース 右下:ラズパイ本体
  • ラズベリーパイ4 RAM8GBモデル
  • タイプC スイッチ付き電源ケーブル
  • マイクロHDMI – HDMIケーブル
  • ラズベリーパイ用アルミケース 
  • マイクロSD 32GB

 本来はこの他にモニター、キーボード、マウスも必要ですがデスクトップPCで使用している物を使用しましたが、もし持っていない場合は追加で必要となります。

 ラズベリーパイ本体はRAM8GBのモデルを買いました。ですが、簡単な自動売買プログラムを動かすだけの、私のような使い方であれば正直4GBモデルで十分だと思います。ですが、後からメモリを追加することはできませんので8GBモデルを購入しました。

 マイクロSDは手持ちに64GBがあったので使う予定だったのですが、フリーソフト等を使用してもラズベリーパイが対応しているFAT32にフォーマットができなかった為、Windows標準でフォーマットできる最大容量の32GBを買いました。これも正直もっと少ない容量でも良いとは思います。

・商品詳細

・OSインストールから起動まで

 まず手順一覧ですが、なんと3ステップで完了です。

  1. OSのインストール
  2. SDカードの差込み
  3. 起動

1.OSのインストール

 ラズベリーパイは通常のPCでSSDやHDDに当たるものが搭載されていません。その代わりにSDカードを使用してOSの実行やファイルの保存等を行います。そのため、まずはSDカードにOSをインストールします。

 今回はラズベリーパイ用に開発されたOSの「Raspbian(ラズビアン)」を使用します。他にも使用できるOSはあるのですが「ラズベリーパイといったらラズビアンでしょ」ってことで選びました。(資料も多いし)

2021.11.22追記 は名前が変わって「Raspberry Pi OS」となっていたようです。

 ここにOSインストール手順はこのサイトを参考にしました。

Raspbianインストール時に参考にしたサイト:https://dev.classmethod.jp/articles/raspberry-pi-imager-v1-6-update/

2.SDカードの差込

ラズベリーパイ4のマイクロSD差し込み口
マイクロSDは裏側に差し込みます。

 見ればわかると思います(笑)

 差し込んでもカチッと鳴らないタイプですが、しっかりと奥まで差し込みましょう。静電気に弱いので、基盤本体の電子部品や端子などに触らないよう注意です。

3.起動

 電源ケーブル、HDMIケーブル等を接続して電源ONです。

ラズベリーパイ4の電源ランプとアクセスランプの写真
緑がアクセスランプ 赤が電源供給ランプ

 すると赤いランプと緑のランプが点灯し起動が始まります。

 赤いランプが電源供給されていることを示し、緑のランプはSDカードへのアクセス時に点灯します。ちなみにシャットダウンしても電源供給している間は赤いランプが点いたままなので注意です。

 起動直後は黒い画面に文字が付いたりして、最終的にデスクトップ画面が表示されれば起動成功です。

 黒い画面のまま進めなかったりする場合は、OSのインストールが失敗している可能性が高いのでもう一度SDカードのフォーマットからやり直すと良いと思います。

 私の場合、64GBのSDカードではFAT32にできなくて発生しました。(結局32GBのSDでうまくいきました)

Pythonプログラムの実行 

 無事に起動まで完了したら、次はPythonで書いたプログラムの実行です。

 ラズビアンをインストールすると標準でPythonも入ってくるのでインストールの必要はないのですが、バージョン違いが2つ入っています。

 私が確認したところ「2.7」と「3.7」がインストールされていました。最新なのは「3.7」の方なのでこちらをデフォルトに設定します。
(デフォルトというか”python”というコマンドで動くものを3.7に設定します。)

デフォルト設定の方法を参考にしたサイトはこちら:https://www.ingenious.jp/articles/howto/raspberry-pi-howto/python-3-change/

 ようやくプログラムの実行ですが、私は別PCで作ったプログラムをラズベリーパイで動かすため、プログラム本体をラズベリーパイに移動させる必要があります。

 ネットで調べるとSSHとかでリモート接続を行なってやっているサイトが多いですが、すぐに動かしたいのでUSBメモリを使用して移動させました。

 基本的にプログラムはどこに配置しても良いと思いますが、私はドキュメント内に配置しました。

 実行方法は、WindowsだとPythonファイルをダブルクリックすると実行するのですが、ラズビアンだと標準で入っているThonny(読み方はトニー?)という開発環境が立ち上がるため、コマンドラインから実行させます。

 ちょっと面倒ですが、間違ってダブルクリックして実行してしまう事が無いのが良いですね。

コマンドラインには以下のように入力します。

> python “実行したいファイルのパス”

 これで指定パスのPythonプログラムが動き始め、もしエラーが発生したらエラー表示がされた状態でストップします。

 もっとOSインストールや初期設定などに苦労するかと思いましたが、簡単にやりたいことが達成できました。あとは作った自動売買ソフトがうまく稼いでくれることを祈るばかりです。

 以上、ラズベリーパイへのOSインストールからpythonプログラムの実行を行うまででした。

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この記事を書いた人

26歳の男性会社員です。
工場作業員勤務→専門学生→IT企業勤務を経て、現在小さな会社の工場で品質管理の仕事をしています。

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