バイク乗りにとって憧れの北の大地 北海道
ライダーであれば自分のバイクで北海道を走ってみたいという方が多いと思います。
ありがたいことに私は北海道を自分のバイクで走り、自分の人生でとても良い経験をする事ができました。
今回はそんな北海道ツーリングに行こうと思っている方に向けて、まず何をしたら良いのか? 準備するべきものは何があるのか?など北の大地に憧れているライダーに向けて役立つ情報をお伝えします。
北海道ツーリング 行くまでのステップ
- 行く時期を決める
- フェリーの予約を取る
- ツーリング計画を立てる
- 道具を揃える
- 出発までワクワクしながら待つ
1.行く時期を決める
まず、いつ行くのかを決めましょう。
さすがに年末年始に雪の北海道をバイクで走るような気合が入ったライダーは少ないため、多くの方は夏のお盆休み連休を使っていく方が多いのです。
そのため、フェリーや北海道に着いてからも多くのライダーや観光客も多いため非常に混雑しています。
天気的にはゴールデンウィークや、秋に入りかけくらいが雨が少ないそうなので、そこを狙っていくライダーの方も多くいるようです。
仕事の都合などもあるでしょうから、なるべく連休が取れる時期を狙って決めていきましょう。
2.フェリーの予約を取る
まさか飛行機でバイクを空輸する方は居ないと思いますのでフェリー使用を前提で進めます…
北海道に行くには青森まで自走で行ったとしても海(津軽海峡)を渡らなければなりません。
つまり海を渡るためには船で行かなければなりません、しかも自分のバイクも載せられるフェリーで行く必要があります。
フェリーの運行会社ですが、日本海側であれば「新日本海フェリー」太平洋側であれば「太平洋フェリー」などを使うことになると思います。(私は新潟から行ったため、新日本海フェリーを利用しました。)
私は新潟から行ったため、新日本海フェリーを利用しました。
そして皆さん不安なのが「フェリーの予約は取れるのか?」ということですよね。
お盆休みなどの非常に混む時期は、取れたらラッキーくらいに思っていた方が良いくらい取れないです。
私もチケット予約が始まる9時にPC前にスタンバイし、9時になった瞬間にボタンを押したのですが取れませんでした。
多くの方がここで取れなくてがっかりするかと思いますが、がっかりして泣いている場合ではないです。
キャンセル待ちをするのです!
(他社はわかりませんが新日本海フェリーはできます)
私は行きも帰りも、このキャンセル待ちでチケットをゲットすることができました。
このキャンセル待ちも先着で順番が決まっていくため、ゆっくりしていると先にどんどん待ちができて、チケットが取れる確率もどんどん下がってしまいます。
チケットがその時に取れなかったとしても、すぐにキャンセル待ちを行ってメールを待ちましょう。
3.ツーリング計画を立てる
北海道は広いので、事前にツーリング計画を立てておかないと、行きたいところに行けなかったり、真っ暗の中を走ることになってしまいます。
以下は私が行った計画の立て方です
- とりあえず行きたい場所を何も考えずにピックアップ
- ピックアップした場所を順番に行くと、どのくらいかかるかをGoogleマップなどでシミュレーション
- 北海道にいられる日数的に厳しければピックアップした場所を削っていく
このやり方で私は北海道ツーリングの計画を立てました。
2の「Googleマップでシミュレーション」ですが、これは実際に通る道で行ってください。
事前に道も確認しておかないと、Googleマップに通れないような道に案内される事も多いため、ストリートビューなどでバイクで通れる道なのかしっかり見ておくと良いと思います。
また、北海道は広く走行距離も長くなるため道が通れなかった時や、キャンプツーリングの場合はキャンプ場の受付時間に間に合わないなどの可能性もあるため、代替ルートや付近のキャンプ場も事前に確認しておくと良いと思います。
4.道具を揃える
北海道ツーリングというと、大きな荷物をバイクに積んで走るイメージがあるかと思いますが、それらの道具を揃えます。
まずツーリング計画を立てる段階で決まっているとは思いますが、どこに宿泊するかで持っていく道具が大きく変わってきますが大きく2つあります。
それはキャンプ場でテントを張ってツーリングする場合とライダースハウスやホテルを使ってツーリングする場合です。
キャンプツーリングの場合
キャンプ場でテントを張ってツーリングを進めていくキャンプツーリングでは大きな荷物が必要となります。
着替えなどの他にテントや寝袋などのキャンプ用品も必要だからです。
そのため非常に大荷物となるのでバイクに積載するためのバックも、それなりに大きなものが必要となります。
私はタナックスのサイドバックとシートバックを取り付け、行く前は大き過ぎるのではないかと思いましたが、いざテントなどを詰め込んでみると容量はちょうど良いくらいでした。
ちなみに、私が持って行ったキャンプ道具は以下の通りです。
- テント
- 寝袋
- 枕(空気を入れるタイプ)
- お湯を沸かすためのバーナーとナベ
- テーブル
- ライト類
こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
ライダースハウスやホテルを使用する場合
こちらの場合はキャンプツーリングに比べてだいぶ身軽にツーリングすることができます。
身軽と言っても泊数分の着替えが必要であったり、その他日用品は必要となります。ライダースハウスやホテルはお盆時期などのハイシーズンはとても混みます。
特にホテルなどは飛び込みで行っても予約でいっぱいになっていると思うので、事前にツーリングルート上のホテルを予約しておくべきです。
5.出発までワクワクしながら待つ
準備ができたら後は出発日に備えてワクワクしながら待つのみです。
体調を崩さないように健康に気を付けながら、北海道ツーリングまでに身体を整えてツーリングの想像をたくさんしてください。
行く場所の情報を色々と調べて、魅力的なところが見つかったら計画を少し変更してみるのも良いと思います。
美味しいものを探すのも良し、綺麗な景色を探すのも良しです。
最後に
バイクで走る北海道は本州では味わえない、とても気持ちの良いツーリングとなります。
私が行ったときはほとんどが雨でしたが、それでも本州では見ることのできない長さの直線道路や風景、美味しい食べ物、ライダー同士のあいさつ「ヤエー」頻度の高さなどバイク乗りにとって、とても良いツーリングができました。
もしあなたがバイクに乗っているのであれば、北の大地を走ってみることを強くおすすめします。