綾戸簗の鮎料理がオススメ【お店紹介・レビュー・アクセス】

 今回は私が夏になると毎年行っている、鮎料理専門店の「綾戸簗(あやどやな)」さんを紹介したいと思います。

 綾戸簗さんは、毎年6月下旬ごろから9月下旬ごろまでの夏季のみ営業する、群馬県にある鮎料理専門のお店になります。

とても美味しい鮎が食べられ、数年前に友達に連れて行ってもらってから、毎年通うようになりました。

 今年も伺って美味しい鮎料理を食べてきましたので、今回は皆さんにも行ってもらいたいので「綾戸簗」を紹介していきたいと思います。

・綾戸簗HP http://www.ayado-yana.com

もくじ

綾戸簗はどんなお店?

綾戸簗の店内から見える利根川
店内からは利根川が見えます

 綾戸簗は「活鮎料理専門店 綾戸簗」という名前でやっている通り、鮎料理の専門店になります。

 群馬県の渋川市にあり、沼田市に抜けていく道を少し外れたところの利根川沿いのお店です。

 もつ煮で有名な永井食堂を、渋川側から来て少し過ぎた先にあります。

 外観はまるで海の家のようなお店で、すぐそばを流れる利根川を眺めながら、美味しい鮎料理を食べる事ができます。

 海の家のような構造なので窓やドアも無いので、利根川の流れる音やセミの鳴き声などを聞きながら、夏を十分に感じることもできます。

 お店の雰囲気としては家族でやっているところに、何人かアルバイトが手伝っているという感じで、非常にアットホームな雰囲気が漂っています。

 看板娘?のおばちゃんはすごい元気でとても印象が良いです。

 去年まではレインボーカラーのTシャツを着ておりすごく派手だったのですが、今年からはお店のTシャツを作ったようで、比較的地味な服装になっており少し残念でした。(ネックレスとかは派手ですが)

2023年も行ったら、おばちゃんの髪型がソフトモヒカンになってました。

 鮎を水槽から揚げて串打ちし、囲炉裏?で焼くまでを見学する事もできますので、興味がある方は見に行ってみると良いです。

「活きた鮎をそのまま焼くからヒレが綺麗に立つんだ」と、焼き担当のおじさんに教えていただきました。

 確かに普通のお店だと、魚の塩焼きでヒレが綺麗に立っているのはあまり見ない気がします。

綾戸簗の料理

 鮎料理専門店なので、それ以外の食事メニューはありません。

綾戸簗の鮎定食

 最上位に特定食があり、その下に松竹梅の三段階でグレードが分かれています。

  • 特定食 5800円
  • 松定食 4500円
  • 竹定食 3600円
  • 梅定食 2900円

 正直、全体的に価格が高めですが味は抜群です。

 グレードの違いで変わるのは鮎の質では無く品数が変わってくるため、安いグレードの定食だからと言って料理の味が落ちるわけではありません。

 品数が変わる例として、綾戸簗の梅定食では鮎料理が塩焼き2匹のみですが、竹定食では塩焼き2匹に鮎田楽1匹が追加されます。

最上位の特定食では、鮎刺身と鮎フライも追加され鮎料理をたっぷり楽しめます。

 意外と鮎を食べているとお腹に貯まってきますので、食べきれる量を判断して注文する事をおススメします。

綾戸簗の単品鮎料理

 綾戸簗では定食以外にも単品で料理が提供されています。代表的なものを抜粋して紹介します。

  • 鮎の塩焼き(1皿2尾) 1800円
  • 鮎田楽(1皿2尾) 1900円
  • 鮎フライ(1皿2尾) 2000円
  • 鮎刺身 活作り(1尾) 1300円

 どれもとても美味しいのですが、ぜひ食べていただきたいのが「鮎刺身」です。

 水槽から取り出してその場で捌くので、テーブルに届いた時もまだ動いているくらい新鮮で非常に美味しいです。

 私は今年初めて、鮎フライを頼んだのですが、これもとても美味しく、頭から尻尾まで全てサクサク食べられます。

 お酒のメニューもありますので、単品の鮎料理をおつまみに一杯やるのも最高でしょう!

綾戸簗へ今年も行ってきたレポート

 お店の紹介だけだと面白くないと思いますので今年、私が実際に綾戸簗へ行ってきた様子も紹介してきたいと思います。

綾戸簗の外観写真
お店の外観 山にありますが海の家感があります。

 これが綾戸簗のお店外観で、少し紹介した通り海の家の雰囲気がありますよね。

 実際に建っているのは山間を流れている川沿いで、細い道を抜けた先にあるお店となります。

駐車場は広いので大きい車でも停められます。

綾戸簗の店内入口
お店入口の靴箱

 靴を脱いで上がるお店なので、ここで靴を脱いで好きなところに入れてください。

 お店に入ると普通のお店と同じように案内してもらえます。

 座敷とテーブルがあり基本的にランダムで案内されますが、足が悪いなどあればテーブル席の希望を行えば通してもらえるはずです。(ちなみに今回はテーブル席でした)

お昼は混みますので、電話予約をおすすめします。

私も今回は電話で席のみ予約しました。

活きた鮎から調理するので料理提供までに30~40分ほどかかりますので、この後も予定があるという方は、電話で料理の注文もしておくとスムーズかもしれません。

綾戸簗の魚の焼き場
魚の焼き場 もちろん炭火焼です

 注文を行った後、鮎を焼くところを見学させてもらいました。

 水槽から取り出して、串打ちし、焼くまでを見せてもらい、自分たちがこれから食べる鮎が焼かれ始めるのを見届けました(笑)右のまだ焼けていない4匹が我々が食べる予定の鮎です。

 店内から見える利根川を眺め、お茶を飲みながらゆっくりしていると料理が届きました。(お茶はセルフサービスですがこれも非常に美味しいです。)

綾戸簗のおしんこと鮎の酢の物
おしんこ と 鮎の酢の物

 まず、「おしんこ」「鮎の酢の物」です。

 おしんこは醤油をかけて食べるタイプで、ご飯も届いていないのにパクパク食べてしまいます。

鮎の酢の物はスライスしたキュウリと鮎のぶつ切りが酢で漬けてあり、さっぱりしていてこれも美味しい一品です。

綾戸簗の鮎フライ
サクサクの鮎フライ

 続いて届いたのは今回初めて頼んだ「鮎フライ」です。

これまでも気になってはいましたが「鮎の刺身」に流れていました、ですが今回は刺身を我慢して鮎フライデビューです。

 「頭が固いので気を付けてください」と言われたので恐る恐る食べたのですが、アツアツのサクサクで非常に食べやすく鮎の味が口に広がり非常に美味しいです。(私は基本的に頭から尻尾まで全て食べてしまいます。)

また新たな美味しいメニューに出会えて幸せでした。

綾戸簗の塩焼き、ご飯、鮎こく
塩焼き、ごはん、鮎こくが同時に登場

 フライを食べ終えて少ししたところで、「鮎の塩焼き」の登場です。

塩焼きと一緒にご飯と鮎こくもテーブルに届きます。鮎こくというのは鮎が入っている味噌汁で、具材には鮎の他に刻んだナスが入っていました。(ミョウガも入ってたかも)

綾戸簗の鮎の塩焼き
とても美味しい鮎の塩焼き ヒレが立っています

 塩焼きは安定の美味しさで、これも頭から尻尾まで全て食べることができます。

塩も控えめで若干の苦みも含め、鮎の味をしっかりと味わうことができ、綾戸簗の鮎を存分に楽しめます。

綾戸簗へのアクセス

この記事を書いた人

28歳の男性会社員です。
工場作業員勤務→専門学生→IT企業勤務を経て、現在は小さな会社の工場で品質管理の仕事をしています。

商品のレビュー依頼などは、お問い合わせページからどうぞ。

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