「プログラミングは英語がわからないとできない」と思っていませんか?
実はプログラミングは英語ができなくても始められます!
この記事ではプログラミングで英語が必要なのか、それ以外に必要な知識は何か紹介しています。
英語ができないとプログラミングもできない?
基本的な英単語がわかれば大丈夫
英語力がさほどなくても、以下のような基本的な英単語がわかれば大丈夫です。
- number
- date
- private
- get
このような単語の意味がわかるのであれば、スムーズにプログラミングを学ぶことができます。
もし、わからない単語が出てきたとしても翻訳サイトなどで調べればよいので、それほど問題に考えなくても良いでしょう。
そもそもプログラミング言語は英語とは違う
プログラミングには英語ができないと無理と思われている方も多いかと思いますが、プログラミングで使うプログラミング言語は一見英語のように見えて英語ではありません。
if a < 5
print(“こんにちは”)
else
print(“こんばんは”)
このプログラムは「もしaが5よりも小さかったら”こんにちは”と表示、それ以外であれば”こんばんは”と表示する」というプログラムです。
一見、英語っぽくも見えますが「if(もし〜)」などの単語がわかれば、それほど複雑ではありません。
英語と同じように文法もありますが、プログラミング言語独自の文法であり、英語とは異なるため英語の文法がわからなくても大丈夫です。
ただし、先ほどの「if」のような基本的な英単語は出てくるので、全く英語力が必要ないわけでは無いので注意です。
わからない単語が出てきたら、調べればいいんですけどね。
英語ができれば有利なことは間違いない
プログラミングができるようになり、さらに高度なことをしようとすると、英語で書かれた資料が多くなってくるため英語ができると有利になるのは間違いないです。
しかし、英語ができなくても翻訳サイトを使えば日本語にして読めるようになるので、そこまで心配しなくても良いことだと思います。
では、プログラミングを学ぶと英語はできるようになるのでしょうか?
プログラミングで英語ができるようになる?
英単語は覚えられるかもしれないが、英語はできるようにならない
前述した通りプログラミング言語は英語とは異なります。
そのためプログラミングを勉強し、できるようになったところで、英語の文法や言い回しなどの英語力は身につくことはありません。
しかし、変数というものにプログラム内で名前を付ける際やエラーメッセージを読む際などから、英単語をだんだんと覚えていくことはできます。
何度も見て勝手に覚えていく感覚です。
逆に英語ができるようになったとしても、プログラミングはできるようになりません。
プログラミングで必要といわれる英語以外の知識
PCの知識
プログラミングはいわゆる「コンピュータ」を使うものになるため、コンピュータの基本的な仕組みは知っていると良いでしょう。
仕組みを知らなくても多くのプログラミングは出来るのですが、組み込み系という機械を動かすようなプログラミングを行う場合には、コンピュータが動く仕組みの基本知識が必要な場合があります。
ラズベリーパイやアルディーノなどのワンボードマイコンなら、そこまで深い知識は必要ありません。
コンピュータ・IT系の基本知識を身に付けたいのならば「ITパスポート」という検定がありますので、その検定の勉強をするのがオススメです。
数学の知識
プログラミング初心者であれば数学の知識は必要なく、どちらかというと足し算や引き算などの算数を使う事がメインです。
数学がプログラミングで必要になってくるのは、角度を求めたりデータ量を計算したりなど、ある程度プログラミングができるようになってからの話になります。
ゲームなどのプログラミングでは物理演算など必要な場合がありますが、多くの場合はプログラミングを行うための開発環境(Unityなど)が行なってくれますのでそれほど心配しなくても良いでしょう。
プログラミングでは英語力よりも自分で調べる力が重要
自分で調べられる人は伸びる
プログラミングに限らない話になりますが、何か分からないことがあったときに、自分で調べるという事ができる人は成長します。
調べればすぐにわかるのに、パソコンの操作で分からないことがあるとすぐに聞いてくる人ってあなたの周りにもいませんか?そのような人だとあまり成長は見込めません。
そういう人は調べる苦労をしてないから同じ事を聞いてくる…
まずは自分で調べて、分からなかったら聞いてみるという姿勢だと良いと思います。
プログラミングについて質問できる人が周りにいない場合には、プログラミングスクールに行くのも有効です。
プログラミングは英語が苦手でも伸びる!
プログラミングは、英語ができなくても始められることがわかっていただけたかと思います。
もちろん英語ができれば、エラーメッセージや英語の資料を翻訳なしで読むことができるのでスムーズに進められるというアドバンテージが生まれます。
英語ができないからとプログラミングもあきらめているのであれば、心配せずにチャレンジしてみてください。