自動売買ツールを自作してビットコインで試してみた 1週間経過【ラズパイで自動売買】

2021-11-18

仮想通貨の自動売買で儲けたい。

 自作した仮想通貨(ビットコイン)の自動売買ツールを作成し、動かしてみたのでその進捗・結果を紹介していきたいと思います。

 結論から言うと現時点(2021.11.18)では全く儲かってません。

自動売買ツールについて

 自動売買ツールは前述したとおり、自分で作成したものを使用しました。仕様は以下の通りです。

  • 機器:ラズベリーパイ4 8GBモデル
  • OS:Raspberry Pi OS
  • 開発言語:Python
  • 売買手法:基本的にゴールデンクロス・デットクロス

 それぞれ軽く解説していきます。

自動売買に使用した機器

 基本的に24時間動かしっぱなしにするので、通常のPCを使用するのは電気代が怖いので、小型PCであるラズベリーパイを使用しました。

 消費電力は最大で15W程度ですので、あまり電気代を気にすることは無いかなと思います。

 発熱も負荷の高い処理を行わせるわけではないので、ファンレスのケースを購入し使用しています。今のところほのかに温かい程度なので放熱は全く問題なさそうです。

 OSはラズベリーパイ公式のRaspberry Pi OSを使用していますので、動作も問題ないです。

もっと気になる方は、こちらの記事でラズベリーパイのセットアップを行っています。

自動売買ツールの開発言語

 今回は勉強もかねて最近流行りの「Python」を使用してみました。ラズベリーパイを使っての開発だと、Pythonを使用している資料が多いというのもPythonを選択した理由です。

 私はPythonを使用するのが初めてでしたが、慣れればそんなに苦にはならず、むしろ書きやすいと思うところも出てきました。

 pythonは数学的なパッケージが豊富という事でAI開発などにも使用されていますが、今回は難しい数学的なものは使用していません(使いこなせない…)

ちなみに私はドットインストールでPythonを勉強しました。

自動売買の取引手法はクロス狙い

 自動売買ツールを作る上で重要になるのが、どんなルールで取引を行うのか?ということです。

 機械に行わせるので「いい感じでお願い」は通じないので、明確にルールを設定する必要があります。

 今回、使用したのは「ゴールデンクロス・デットクロス」での取引です。取引手法としては最も有名で一般的なものです。

ゴールデンクロス・デットクロスとは?

 どんな手法か簡単に説明します。

 刻々と値段が変わっていく相場を1時間ごとなどに区切り、設定したある期間の平均を取った線を引きます。これを移動平均線といいます。

 平均する期間を長くすればするほど、多くの点をとった平均線となるのでグラフの動きは鈍くなり、逆に期間を短くするとグラフの動きは直近の値動きに敏感な動きをします。

 この2本の線が交差する部分をクロスと呼びます。

 期間を短く取った移動平均線が、期間を長く取った線を抜かしたクロスをゴールデンクロスと呼び、これから上がるだろうと予測され、逆に短期の移動平均線が、長期の移動平均線の下に向かっていくクロスをデットクロスと呼び、これから価格は下がっていくだろうと予測します。

 短期移動平均線、長期移動平均線のそれぞれ期間をどのくらいに設定するのかが非常に重要となります。

単純な平均を線にした「単純移動平均線」以外にも、「加重移動平均線」「指数移動平均線」と呼ばれるものもあります。

 今回は「指数移動平均線」を使用しました。

こちらを見るとわかりやすいです。
・マネックス証券:https://info.monex.co.jp/technical-analysis/indicators/001.html

取引所は「bitbank」を使用

 自動売買をさせる取引所は「ビットバンク」を使用します。

 以前まで手動での取引をビットバンクで行っていたので、その流れで使いました。

 APIの資料や参考にできるサイトは「ビットフライヤー」の方が多いのですが、ビットバンクも公式に資料が出ていますし、それを使って作っている方のブログなども少なからずあるので、それらを参考に作ることができました。

・ビットバンクAPIの公式資料:https://github.com/bitbankinc/bitbank-api-docs/blob/master/README_JP.md

自動売買ツールの動き

 簡単に作った自動売買ツールの動きを説明します。

  1. 現在の資産を確認
  2. 過去の取引所データを取得し平均線を引く
  3. 現在の取引所データを1分毎に取得して平均線を引いていく。
  4. ゴールデンクロスが有れば買い、デットクロスが出たら売り。
  5. 3に戻って繰り返す。

 こんな動きです。これといって特徴はありませんね。損切りも入れてあり、買った金額よりも15%を下回ったら損切りを行います。(15%は適当に決めました)

 売るタイミングはゴールデンクロスがあったとしても、取引手数料分は買った金額よりも高くないと売らないようにしています。

自動売買させた結果

 実際に自作自動売買ツールを動かした結果です。元手は1万円だけ入れました。

自動売買ツール 1週間経過

こちらが1週間の取引所値動きと売買のタイミングです。

明らかに買ってはいけないところで買ってます…

 1週間動かして、プログラムが売買したのは買いの1回で、損切りポイントまで下がらず、売りポイントまで上がらずのところで価格が推移してしまった為、買っただけで何もしていません。

 ビットコイン自体の価格が下がっているので、資産価値としてはマイナスです。

 価格が跳ね上がるか、ガクンと下がれば売買が行われると思うので、期待してもう少し様子を見てみます。